先日、ある会社でリーダー養成セミナーを実施している中で

その会社の社長と 「リーダーにふさわしくないのはメンタルの不健全な方」 の話題になりました。

メンタルというと、「うつ」などの話になりがちですが、ここではそうではなく

最近、「あいつには負けてたまるか!」 という気持ちを持った方がリーダーに増えている とのこと。

えっ?草食系という言葉も流行って、最近の若者は出世意欲もない なんて言われている中で

意外な言葉。

 

それは、「自分は自分。 金銭欲や出世欲などは関係ないですから」と一見 「あいつには負けてたまるか」という気持ちと

真逆に映る人がいますが、そうではない場合が多い と。

facebookを代表とするSNSに 自分自身の自慢を毎日のようにアップする。

その自慢も、「俺ってすごいぜ」という直接的な表現ではなく、

「今日、任されたプロジェクトを成し遂げました。自分へのご褒美ビールです~」

「前日 上司に連れられ銀座で豪遊。 でも、朝5時に起きて仕事メールを打っている自分が悲しい!(苦笑)」

「今日は札幌、その足で大阪。来週初めからシンガポール。 正月は久々にゆっくり休むぜ」

といった表現で、できるビジネスマン できる人間ということをそれとなくアピールする。

もちろん、「あいつに負けてたまるか」の「あいつ」(フォローしている友達)に見てもらうために。

 

これが行き過ぎている方の多くは、間違った方向の「反逆精神」「反骨精神」を持った方で

「あいつ」を蹴落とすことで自分の優位を誇示するタイプ。

決して、「あいつも素晴らしい。だからこそ、あいつを見習って、あいつから認められるように自分を高めていこう。」という

健全な精神にならない。

これはひとえに、育ってきた環境に委ねられるところが大きい。

その環境とは・・・

親に、先生に、友人に、他人に 自分を認められて「承認」されて育ってきたかどうか

ここにかかっている。

ドラマの 「半沢直樹」 は 育った環境で十分な「自己承認」がなかった! だからこそ、「悪を倒す」水戸黄門的なドラマではなく

「あいつを蹴落としてやる!」といった倍返しのドラマになっている。

 

次回、間違った方向の反骨精神 だと どうなるのか。 考えたいと思います。